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【国会アーカイブ】「【郵便法等の一部改正案】郵便事業の赤字化と公益性の確保について」参議院議員 中田優子 国会質疑 令和8年6月11日 参政党

📅 公開日: 2026-06-15 🏛 所属委員会: 総務委員会
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登壇議員:中田優子

参議院

💡 審議要約

郵便事業の累積赤字が増大する中、全国で増え続ける簡易郵便局等の一時閉鎖問題を取り上げ、ユニバーサルサービスの維持と経営健全化の両立に向けた課題を追及した。

離島や山間部での担い手不足解消に向けた地域おこし協力隊の活用や手当支給などの現状を確認しつつ、都市部における重複店舗の再配置や中長期的な収支改善計画の必要性を指摘した。

政府に対し、単なる応急処置にとどまらない根幹的な郵便事業のあり方の再考と、国民の利便性を損なわない持続可能な制度設計を強く求めた。

❓ 質疑応答 (Q&A項目)

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  • 問 ── 01:16 全国で800局以上にのぼる郵便局の一時閉鎖が増加傾向にある現状を踏まえ、日本郵便に対し閉鎖局の再開および今後の動向に関する見解を質した。
    答 ── 02:31 受託者の高齢化や体調不良等による契約解除が主因であり、自治体広報誌での募集活動などを通じて一時閉鎖の早期解消と再開に向けた努力を継続している旨を答弁。
    補足 ── 地域住民の生活インフラとして重要な役割を果たしている現場の実態を強調し、早期再開に向けた全力の取り組みを求めた。
  • 問 ── 05:35 宮城県での具体例を引き合いに出し、一時閉鎖局の増加によって法令上の設置基準を満たすのみで実質的なユニバーサルサービスが機能していない現状に対する総務省の見解を質した。
    答 ── 06:13 事業計画認可の要請などを通じ、地域住民のニーズを踏まえた一時閉鎖局の早期再開とユニバーサルサービスの公平な利用確保を日本郵便に適切に指導していく方針を示した。
    補足 ── 法令上の規定を満たすだけでなく、現場が実際に機能して国民生活に支障が出ない運用を徹底するよう強く促した。
  • 問 ── 07:36 地方・離島等の担い手不足解消に向け、地域おこし協力隊との連携や僻地勤務者への特別手当の支給など、具体的かつ抜本的な人材確保策の実施状況を尋ねた。
    答 ── 08:22 グループ内での公募制度による人材派遣のほか、地域おこし協力隊経験者の採用実績や特別調整手当の支給制度を運用している旨を回答。
    補足 ── 現場の過疎地等に十分な人材が補充されるよう、より広範かつ実効性の高い人身施策の展開を要望した。
  • 問 ── 11:06 毎年巨額の赤字が見込まれる中、固定費が高く窓口利用のデジタル化が進む都市部において、郵便局の統廃合や適正配置による大幅なコスト削減を進めるべきではないかと提言。
    答 ── 12:25 計画的な統廃合計画は持っていないものの、利便性の高い場所への移転や重複の回避など、地域の実情に応じた柔軟な配置見直しを随時実施していると説明。
    補足 ── コスト削減に向けた店舗配置の見直しを引き続き着実に進めるよう求めた。
  • 問 ── 13:44 今後も毎年約1000億円規模の赤字が見込まれる状況を踏まえ、過密な都市部から地方への人材再配置も含めた具体的な窓口運営の再配置計画が存在するのかを追求。
    答 ── 14:37 地域の交通手段や経済圏の違いなど顧客の実情に対応するため、全国一律の配置計画は作らず、個別の最適配置を推進していると答弁。
    補足 ── 巨額の赤字見通しが存在する以上、綿密で具体的な配置計画の策定が必要不可欠であると指摘。
  • 問 ── 16:02 現在の収支改善計画終了後となる令和10年度以降の長期的な収支見通しや計画の有無、および赤字が縮小しなかった場合の事業存続に関する政府の見解を問うた。
    答 ── 16:58 現時点で2028年度以降の長期計画は作成していないが、郵便物の減量や人件費上昇等により極めて厳しい経営環境が持続する見通しであることを認めた。
    補足 ── 赤字幅の縮小にとどまらず、事業を持続可能にするための長期的な視点に立った綿密な経営計画の策定を強調した。
  • 問 ── 18:36 単年度で1000億円規模の赤字を想定しながら厳しいユニバーサルサービス義務を負う現状の構造的矛盾を指摘し、今後の事業継続性および公金投入や事業見直しに関する総務大臣の覚悟を質した。
    答 ── 19:33 料金改定に加え、経営効率化やサービス水準の見直し要望を含めた指導・監督を通じて収支改善を図り、郵便事業の安定的な提供確保に適切に対応すると答弁。
    補足 ── 今回の法改正や料金改定を一時的な応急処置に終わらせず、国益と国民の利便性を最優先にした郵便事業の抜本的な再構築・見直し論議を深めるよう強く求めた。