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【国会アーカイブ】「太陽光発電で壊される環境・生態系・地域の声」参議院議員 梅村みずほ 国会質疑 令和8年5月12日 参政党

📅 公開日: 2026-05-13 🏛 所属委員会: 環境委員会
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登壇議員:梅村みずほ

参議院

💡 審議要約

釧路湿原に生息する天然記念物「キタサンショウウオ」の絶滅危険度が上昇した背景に、太陽光発電施設の建設等の開発行為が関わっているという問題意識から議論が始まりました。事業者が釧路市の条例を無視して開発を強行し、さらに国有地への無断侵入や樹木の伐採を行っていた実態が明らかになり、梅村議員は関係省庁による厳格な対処や事業者への指導を強く求めました。最終的に、財務省や環境省などの各省庁が現地確認や立ち入り禁止措置、事業者への配慮要請などの対応を進め、今後も関係法令に基づき厳正に対処していく方針が示されました。

❓ 質疑応答 (Q&A項目)

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  • 問 ── 00:00:53 釧路湿原に分布する天然記念物キタサンショウウオの環境省レッドリストにおける絶滅危険度カテゴリーが、2020年に2段階引き上げられた具体的な理由を正す。
    答 ── 00:00:59 釧路湿原において道路、宅地、農地に加え、太陽光発電施設の建設などの開発行為による影響を受ける事例が増加しているとの報告や、遺伝的な多様性の判明、生息地の狭さが理由である旨を答弁。
    補足 ── 生物多様性や種の保存を重要視する環境省の方針に逆行する形で、再生可能エネルギー事業が押し進められている現状への強い危機感を表明した。
  • 問 ── 00:05:10 日本エコロジー社が釧路市の天然記念物キタサンショウウオの生息地・産卵地で、市による70回以上の行政指導を無視して強行している開発行為について、文化庁の認識を追及。
    答 ── 00:05:25 一義的には釧路市の文化財保護条例に基づき対応されるべきものであるが、北海道および釧路市から文化庁に相談が寄せられており、必要な助言を行いつつ今後の対応を注視する旨を答弁。
  • 問 ── 00:06:24 開発事業者の強引な対応に対し、様々な対応を求めている釧路市側の一連の手順や行政指導に誤りがないか事実確認を求める。
    答 ── 00:06:42 釧路市の対応は文化財保護条例を踏まえ、適切な事実確認等を行っているものであり、行政側の対応に問題はないと考えている旨を答弁。
  • 問 ── 00:07:28 発電事業者によって無断で造成・草刈り・車両通行が行われていた国有地に対し、今後財務省としてどのように厳格な対応を取るのか意図を正す。
    答 ── 00:07:41 北海道財務局が現地を確認したところ、植物の刈り取りや車両の走行痕を確認しており、現在事業者への事実確認を進め、不法使用が確認され次第、関係省庁と連携し関係法令に則り厳正に対処する旨を答弁。
    補足 ── 国民の財産である国有地を守るため、財務省ができる限りの迅速な対応を速やかに進めるよう強く要望した。
  • 問 ── 00:09:02 事業者が「現状回復を行った」と言い訳(エクスキューズ)をしてさらに立ち入るなど、キタサンショウウオの生息環境をこれ以上悪化させないよう、対象の国有地への勝手な立ち入りを阻止する具体的な保全策を求める。
    答 ── 00:09:38 北海道財務局において、本年2月の現地確認後に速やかに国有地への立ち入りを禁ずる看板を設置し、公道からの侵入を防ぐ金属製の柵を設置したほか、財務局職員による定期的な巡回を実施している旨を答弁。
  • 問 ── 00:10:12 国有地が勝手に荒らされ天然記念物の生息環境が脅かされている深刻な現場の状況について、財務省および環境省のトップ自らが直接現地を視察し確認する意思があるかを問う。
    答 ── 00:10:55 財務省は政務官自身を含む幹部が本年3月以降に現地を視察し、キタサンショウウオと深い関係のある植物(ヤチボウズ)が根元から刈り取られた状況等を確認したと答弁。一方、環境省は職員が現地を確認しているが、大臣自身の現時点での訪問予定はないと答弁。
    補足 ── 財務省が現場を直視したことを評価しつつ、ネイチャーポジティブや生物多様性の確保は環境省の重要任務であるため、環境大臣にもぜひ自ら現地を見てほしいと訴えた。
  • 問 ── 00:12:45 文化財保護法において、特定の希少動物の個体そのものだけでなく、その生息地や繁殖地といった周囲の環境全体をより強力に保護していく必要性について見解を求める。
    答 ── 00:13:05 文化財保護法では学術上の価値が高い動物の生息地・繁殖地等も保護対象として規定しており、全国100件を国の天然記念物に指定して物理的改変を規制している実績を挙げ、引き続き文化財保護に努める旨を答弁。
  • 問 ── 00:14:04 種の保存法の観点から、保護区の外であっても必要に応じて助言や指導ができる仕組みを活用し、今回問題となっている日本エコロジー社に対して環境省から強力な指導を行うよう求める。
    答 ── 00:14:34 これまでも当該事業者に対して希少種への配慮を求めてきた結果、希少猛禽類の生息地では工事計画が中止された事例があるとし、今後も開発による影響が懸念される場合は事業者に対して適切な環境配慮を求めていく旨を答弁。