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【国会中継】「日本の食料安全保障を問う 備蓄米とコメ増産」 参議院議員 杉本純子 国会質疑 令和8年3月24日 参政党

📅 公開日: 2026-03-23 🏛 所属委員会: 農林水産委員会
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登壇議員:杉本純子

参議院

💡 審議要約

杉本純子議員は、政府の備蓄米が目標の100万トンから32万トンまで激減している現状を突き、国際情勢の緊迫化や有事の輸入途絶に対する政府の危機感の甘さを厳しく追及しました。

また、政府が示す米の生産見通しに農家を合わせるのではなく、生産者の意向に基づいた増産こそが本来の『需要に応じた生産』であると主張し、マーケット任せの価格形成による利農の進行を懸念しました。

さらに、複雑な補助金申請のハードルや安価な外国産米の輸入急増といった現場の声を代弁し、農業人口の確保と『食は国防である』という共通認識に基づいた未来へ希望の持てる抜本的な農業政策への転換を強く求めました。

❓ 質疑応答 (Q&A項目)

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  • 問 ── 00:00:13 令和8年の政府備蓄米の買い入れに関して、鈴木大臣が先に答弁した21万トンの買い入れ名目について具体的な内容を正した。
    答 ── 00:01:11 山口農産局長は、基本指針に基づく棚上げ備蓄方式による例年の買い入れであり、需給状況のデータから供給量が十分あると判断し3月13日に一般競争入札の公告を行ったと答弁した。
    補足 ── 政府備蓄制度の基本規定通りの買い入れであることを確認した。
  • 問 ── 00:02:25 令和8年度予算案に記載されている国内米35.8万トンの買い入れと20.8万トンの売り渡しについて、実際の売り渡し予定やその内訳について説明を求めた。
    答 ── 00:03:18 山口農産局長は、通常は5年程度備蓄した後に非主食用の飼料用等として販売するが、実際の令和8年度の売り渡しについては需給動向を踏まえて判断していくと答弁した。
    補足 ── 売れ残りの懸念や需給の影響を見極める必要性を指摘した。
  • 問 ── 00:04:02 令和8年度における政府備蓄米の総量見通しや、昨年放出した備蓄米の買い戻し(約15万トン)の実行時期と数量の判断根拠について質した。
    答 ── 00:04:16 山口農産局長は、買い戻しは需給動向を判断して行うため現時点では未定だが、21万トンの買い入れが完了すれば現在の32万トンから53万トンまで在庫量が回復すると答弁した。
    補足 ── 備蓄総量の推移を明確にさせ、買い戻しの不透明さを浮き彫りにした。
  • 問 ── 00:06:14 政府が適正水準とする100万トンへの備蓄回復について、具体的な時期や回復計画とその根拠を提示するよう求めた。
    答 ── 00:06:31 山口農産局長は、食料安全保障の観点から100万トン程度まで回復させることが必要であると認識しており、今後も需給動向を見定めながら着実に回復させていきたいと答弁した。
    補足 ── 具体的な時期の明言を避ける政府の姿勢に対し、早急な回復計画の策定を促した。
  • 問 ── 00:07:34 国際情勢の悪化等で小麦などの輸入が途絶した有事の際、民間在庫で補いきれない事態を想定した食料安全保障の対策について見解を求めた。
    答 ── 00:08:39 山本農林水産大臣政務官は、輸入途絶等で供給が大幅に不足した場合は食料供給困難事態対策法に基づき政府対策本部で措置を講じること、また不作時等にも十分な量を備蓄していると答弁した。
    補足 ── 有事における米の消費急増に対する政府の危機感の低さを懸念した。
  • 問 ── 00:09:37 日本の食料自給率や肥料・飼料の輸入依存度の高さを指摘し、現在の政府備蓄と民間在庫を合わせた量で本当に国民の食が十分に賄えるのか、備蓄量が適切か追及した。
    答 ── 00:11:07 山口農産局長は、令和8年6月末時点の民間在庫と政府備蓄を合わせると約253万〜266万トンとなり国内需要の約4.5ヶ月分に相当すること、政府備蓄100万トンは10年に1度の不作等を想定した水準であると答弁した。
    補足 ── 他国産穀物の輸入途絶時には1週間持つかどうかの危機的状況になり得ると強く警鐘を鳴らした。
  • 問 ── 00:12:53 生産者の意向に基づく令和8年産米の生産見込み量732万トンと、政府の見通し711万トンの乖離を踏まえ、生産者の意思が反映された生産こそが本来の「需要に応じた生産」ではないかと大臣の認識を問うた。
    答 ── 00:15:07 鈴木農林水産大臣は、732万トンは1月末時点の協議会見通しを積み上げたものであり、今後営農計画書等で更新されるとした上で、農水省としては生産者が適切な作付け判断ができる環境整備に努めると答弁した。
    補足 ── 政府の枠に合わせるのではなく、農家が作りたいだけ作れる環境こそが重要であると主張した。
  • 問 ── 00:16:47 令和7年産米の需要見通しが下方修正されたことで米価下落が懸念される中、政府の対策や、生産量が需要を上回った場合に政府備蓄米として買い入れる考えがあるか質した。
    答 ── 00:17:28 山口農産局長は、米価は民間取引の中で決まるべきだが収入保険等の対策を推進すること、また供給過剰による米価下落対応としての政府備蓄米の買い入れは原則行わないと答弁した。
    補足 ── マーケット任せの姿勢では農家が価格下落リスクに晒され続け、生産縮小に繋がりかねないと批判した。
  • 問 ── 00:20:51 食料システム法に基づく「コスト指標」と実際のスーパー等での販売価格との差額から生じる流通・小売の利益構造に対する政府の評価と、農家の所得確保に向けた方針を正した。
    答 ── 00:21:35 山下農林水産副大臣は米価の水準を国が評価するのは適当でないとし、鈴木大臣は単収や付加価値の向上、スマート農業等への集中投資により稼げる農業を創出すると答弁した。
    補足 ── 所得が下がることへの補償だけでなく、元々の所得を向上させ農家が安心して続けられる抜本的政策を求めた。
  • 問 ── 00:24:08 2025年の米の民間輸入量が急増した背景をどう捉えているか、また安価な外国産米の流入から国産米を守り、煩雑な補助金申請やスマート農業投資のハードルを解消する対策について質した。
    答 ── 00:25:12 鈴木農林水産大臣は、国内米の高止まりで関税を払っても外国産米が安価になり中食外食で需要が拡大したとし、低コスト生産と実需者との直接取引の推進等で対応すると答弁した。
    補足 ── 農業人口の減少を前提とした効率化だけでなく、これからの数年で技術を持つ熟練農家から担い手を増やし確保する政策が最優先だと強く訴えた。