【国会アーカイブ】「再審法改正 証拠開示のあり方を問う」衆議院議員 和田政宗 国会質疑 令和8年6月9日 参政党
登壇議員:和田政宗
衆議院
💡 審議要約
和田政宗議員は、袴田事件の再審無罪の確定過程において極めて重要であった「5点の衣類のカラー写真」等の証拠開示の実態を挙げ、無罪につながる証拠を長年隠蔽してきた検察の不公平な対応を厳しく批判しました。
さらに、現行の証拠提出命令では多忙な裁判官が自ら証拠を探索することは実務的に極めて困難である実態や、政府案の「十分な根拠」という要件だけでは検察官の不当な不服申し立て(抗告)を抑止できず、審理引き延ばしを許す「やった者勝ち」の構造になりかねない法制度の欠陥を浮き彫りにしました。
最後に、元裁判官の参考人から「捜査官の捏造による重大な誤判事件(冤罪)を歴代の司法が是正できなかった現実への衝撃」を引き出し、これ以上の冤罪被害者を生まないための抜本的な再審法改正の必要性を強く訴えかけました。
さらに、現行の証拠提出命令では多忙な裁判官が自ら証拠を探索することは実務的に極めて困難である実態や、政府案の「十分な根拠」という要件だけでは検察官の不当な不服申し立て(抗告)を抑止できず、審理引き延ばしを許す「やった者勝ち」の構造になりかねない法制度の欠陥を浮き彫りにしました。
最後に、元裁判官の参考人から「捜査官の捏造による重大な誤判事件(冤罪)を歴代の司法が是正できなかった現実への衝撃」を引き出し、これ以上の冤罪被害者を生まないための抜本的な再審法改正の必要性を強く訴えかけました。
❓ 質疑応答 (Q&A項目)
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問 ── 00:01:24 袴田事件の再審請求審で開示された「5点の衣類のカラー写真」について、当時の率直な受け止めと、それまで無罪につながる証拠が隠されてきたことに対する所感を参考人に質問。答 ── 00:02:01 カラー写真など約600点の証拠が開示されたことで弁護団が大きく勢いづいた一方で、検察側が有罪になる証拠ばかりを出し、無罪になる証拠を一切出さなかった実態は極めて不公平であると回答。補足 ── 検察による意図的な証拠隠蔽が、長期にわたり冤罪を生み出し続けてきた本質的な問題を強く糾弾した。
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問 ── 00:05:49 支援者やメディアによる証拠を用いた検証や情報発信に対し、検察側が弁護人へ懲戒請求を行う実態について、これが冤罪救済活動への大きな障壁やハンデになっているのではないかと追及。答 ── 00:06:52 メディアへの証拠提供が目的外使用とみなされる懸念や、懲戒請求の存在自体が弁護活動の自重や萎縮を招いており、正当な支援発信において非常に大きなハンデになっていると説明。補足 ── 冤罪救済のための正当な世論形成や支援活動を阻害する不当な圧力を打破すべきだと訴えた。
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問 ── 00:08:51 明文での証拠開示命令の必要性を巡り、現行の提出命令では多忙な裁判官が自ら探索的に証拠探しを行うことは実務上期待しにくく、制度が機能していないのではないかと元裁判官の参考人に実務感覚を尋ねた。答 ── 00:09:44 裁判官は提出された証拠の吟味を専門としており、膨大な事件を抱える中で自ら隠された証拠を探し出すことは実務的に極めて難しく、現行制度による対応は裁判所への負担が大きすぎると指摘。補足 ── 裁判官の裁量や善意に委ねるのではなく、法制度として明確な証拠開示命令を創設すべき理由を裏付けた。
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問 ── 00:10:52 再審請求における検察官の不服申し立て(抗告)制限に関し、政府案の「十分な根拠」という抽象的な公益要件だけでは、検察による不当な引き延ばしを防ぐ歯止めとして機能しない懸念を質した。答 ── 00:11:49 検察官は抗告する際に必ず根拠があると主張するため、現状では「やった者勝ち」の理屈になりかねず、迅速な審理のためには裁判の場で厳格に考慮される具体的要件が必要不可欠であると解説。補足 ── 検察のメンツによる不当な抗告の乱用を防ぎ、審理を迅速化するための厳格な法制化を要求した。
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問 ── 00:13:03 司法のあり方を根本から揺るがした袴田事件とは何であったのか、審理の長期化や歴代の裁判官が是正できなかった点を含めた総括的な所感を尋ねた。答 ── 00:13:33 捜査官の捏造による重大な誤判事件(冤罪)であると確信したものの、歴代の多くの裁判官が関わりながら是正できなかった現実に恐怖とショックを覚え、退官後に再審法改正へのコミットを決意したと吐露。補足 ── 司法の構造的な闇の深さを改めて浮き彫りにし、政治の責任において法制度の抜本的改革を進める決意を固めた。