【国会アーカイブ】「参考人質疑 食糧法改正価格の安定は可能か」参議院議員 杉本純子 国会質疑 令和8年6月23日 参政党
登壇議員:杉本純子
参議院
💡 審議要約
日本の農業における価格形成の歪みや担い手不足に対して、国が果たすべき役割や支援のあり方を明確にするため参考人質疑が行われました。市場原理による価格決定と政府が掲げるコスト指標の整合性、大規模化に偏らない持続可能な地域コミュニティによる人材育成の重要性について、3名の参考人から三者三様の視点が示されました。最終的に、市場を無視しない適正価格の形成と直接支払いなどのセーフティネットを組み合わせた多面的な政策アプローチの必要性が今後の課題として共有されました。
❓ 質疑応答 (Q&A項目)
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問 ── 00:00:14 政府は価格がマーケットで決まるべきとする一方、コスト指標を公表しているが、この2つの目的が不整合である現状について、農家の再生産を可能にするための対策を正す。答 ── 00:01:23 西川参考人はコスト指標が中長期的な需給や取引の参照指標になるとし、長谷川参考人は市場価格と再生産コストの乖離を埋めるため政府が介入し所得・価格保障を行うべきと主張。竹本参考人は農業の供給非弾力性を指摘し、先渡し契約やリスクヘッジ、財政負担による直接支払いや保険方式の導入が政策判断として必要であると答弁。補足 ── 農業においては原価の安定や利益の確保が極めて難しく、農家が努力しても報われない現在の市場構造の是正が必要であると総括した。
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問 ── 00:06:05 新規就農者が高額な農器具の購入や技術習得、利益確保の壁によって3〜5年で離農してしまう現状を指摘し、国が人材確保・育成や農業基盤を支えるために最も重要な取り組みについて質す。答 ── 00:07:29 西川参考人は大区画ほ場の整備や用水路整備などの環境整備への支援が重要であると答弁。長谷川参考人は政府が進める専業・大規模化路線は初期投資が大きすぎると批判し、地域コミュニティや仲間がワンストップで支え合う体制の必要性を強調。竹本参考人は現場の創意工夫を重視し、国が地域政策の観点から多様な人材が参入できる環境作りをすべきで、一画一律のルールを押し付けるべきではないと答弁。補足 ── 農業を単なるビジネスとして捉えるのではなく、国が責任を持って守り、代々続いてきた田畑や地方の営みを維持する発想が不可欠であると訴えた。
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問 ── 00:12:03 市場価格に振り回されることなく安定して就農を継続し、日本の食料自給率や国民の食糧を確保するためには、需要に応じた生産による価格安定と、直接支払いによる所得安定のどちらが効果的であるかを問う。答 ── 00:13:31 西川参考人は二者択一ではなく適正価格の形成とセーフティネットの組み合わせが最善と回答。長谷川参考人は経営継続と消費者への安価な供給を両立させるために直接支払い(所得保障)を基本とすべきと主張。竹本参考人は経営者の裁量を磨くために価格への高い感度を残しつつ、再生産確保のためのセーフティネットをセットで構築すべきだと答弁。補足 ── 各参考人の貴重な知見に対し感謝を述べ、今後の持続可能な農業政策の糧とすることを誓って質問を締めくくった。