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【国会アーカイブ】「参考人質疑 防災庁設置法案 防災庁設置の意義と課題」参議院議員 杉本純子 国会質疑 令和8年6月19日 参政党

📅 公開日: 2026-06-25 🏛 所属委員会: 内閣委員会
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登壇議員:杉本純子

参議院

💡 審議要約

新設される防災庁が複数の省庁や地方自治体と迅速に連携し、真に機能する司令塔組織となるための具体的な制度設計や課題について、3人の有識者(参考人)を交えた質疑が行われました。事前防災における各省庁への勧告権の範囲や予算確保の重要性、さらには被災地における緊急車両の渋滞緩和に向けた省庁間の役割調整の必要性など、現場の知見に基づいた生々しい課題が次々と提起されました。最終的に、一律ではない地域特性に応じた防災教育のあり方や、被災者の生の声を伝える「伝承」を組み込んだ教育プログラムの構築が、今後の実効性向上に向けた重要な鍵となることが確認されました。

❓ 質疑応答 (Q&A項目)

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  • 問 ── 00:01:17 複数省庁にまたがる権限の切り分けやワンストップ窓口の実現性について、迅速な判断を可能にするための具体的な改善点や対策を参考人にただす。
    答 ── 00:01:59 沼田参考人は、事前防災において防災庁が各省庁の壁を越えて政策を後押し・リードすることの重要性を指摘。事後の被災者支援においては、国全体の取りまとめ役として市町村との間に立ち調整を行うことで、ワンストップ窓口としての機能は十分可能であると答弁。
  • 問 ── 00:04:02 防災庁が司令塔として機能するために必要となる勧告権の範囲や調整権限のあり方について見解を求める。
    答 ── 00:04:02 大西参考人は、勧告権や総合調整権限がなければ内閣防災の一部の強化に留まってしまうと危惧を表明。国土交通省などの他省庁に強力な勧告を下すためには、通常予算にオンされる「純増の防災予算」の確保が不可欠であると答弁。
  • 問 ── 00:06:24 能登半島地震などの実際の被災地対応を踏まえ、現場で機能する防災庁の役割について具体例を交えて問う。
    答 ── 00:06:24 栗田参考人は、発災直後に能登へ向かった際、人命救助を急ぐ自衛隊・消防・警察の緊急車両が一本道で渋滞を引き起こしていた現場を目撃したと証言。救助・給食・道路啓開といった各部隊の現場進入を防災庁が強力な勧告権をもって事前の役割分担・調整を行うことこそが防災庁の意義であると答弁。
  • 問 ── 00:07:59 自身の東海豪雨での被災経験を踏まえ、一過性で忘れられがちな大人や親、あるいは引っ越してきた住民や外国人に対する防災教育を徹底するためのアプローチについて質問。
    答 ── 00:09:40 沼田参考人は、義務教育での学習指導要領の見直しに加え、全国一律ではなく地域特性を反映した防災教育の必要性を強調。防災庁の職員が平時から学校で教える仕組みの導入や、外国人向けには外務省と連携した入国時の安否確認システムの整備などを提案した。
  • 問 ── 00:11:48 行動変容を起こすことが難しい「大人への防災教育」の実効性をどのように担保するかについて知見を求める。
    答 ── 00:11:48 大西参考人は、大人への直接アプローチは極めて難しいとしつつも、子供たちが座学だけでなくフィールドワークで地域へ出て一生懸命活動する姿が結果的に大人や地域住民を動かす力になると説明。子供を主導とした地域防災の波及効果の重要性を答弁。
  • 問 ── 00:14:11 過去の災害教訓を形骸化させず、次の災害に実効性を持ってつなげるための教育プログラムのあり方について意見を求める。
    答 ── 00:14:11 栗田参考人は、被災者が次の災害のために教訓を伝える「被災地責任」という概念を紹介。単に教科書をなぞるのではなく、東日本大震災の学びを南海トラフへ生かすために、現地で伝承活動を行う高校生や大学生を巻き込み、リアル感を持って伝える「伝承」のプログラムを防災庁が構築すべきであると答弁。
    補足 ── 非常に貴重な意見をいただいたことに感謝の意を述べ、制限時間に伴い質疑を終了した。