【国会アーカイブ】「「ゲノム法案」生命の設計はどこまで許される?」参議院議員 岩本麻奈 令和8年7月16日 参政党
登壇議員:岩本麻奈
参議院
💡 審議要約
ヒトゲノム編集胚の体内移植禁止および罰則等を規定する「ゲノム法案」の審議において、参政党の岩本麻奈議員が違法行為に対する処罰範囲やデザイナーベビー等の生命倫理上の懸念を質した。
政府側は違法な移植計画への関与や共謀も処罰対象となり得ると回答したほか、将来的なエンハンスメントや人工子宮等の技術進歩に対しても諸外国の動向や多角的な観点から国民的議論を継続・整理していく方針を示した。
急速に進展するゲノム編集・AI技術に対し、単なる法規制にとどまらず国民全体で倫理的境界や人間の尊厳に向き合う重要性を改めて共有する質疑となった。
政府側は違法な移植計画への関与や共謀も処罰対象となり得ると回答したほか、将来的なエンハンスメントや人工子宮等の技術進歩に対しても諸外国の動向や多角的な観点から国民的議論を継続・整理していく方針を示した。
急速に進展するゲノム編集・AI技術に対し、単なる法規制にとどまらず国民全体で倫理的境界や人間の尊厳に向き合う重要性を改めて共有する質疑となった。
❓ 質疑応答 (Q&A項目)
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問 ── 00:35 本法案第19条における「当該違反行為をした者」の具体的な処罰範囲と、実際に移植操作を行った者だけでなく、研究責任者や資金提供者、共同正犯・教唆犯・幇助犯等の関与者も含まれるのか政府の見解を正す。答 ── 01:46 ゲノム編集胚と知らずに移植を受けた者は対象外とする一方、移植計画に自ら関与した場合やあらかじめ知りながら受けた場合、教唆や幇助を行った場合などは共同正犯や幇助犯等として罰則の対象となり得ると答弁。
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問 ── 03:10 ゲノム編集技術が疾患治療を超えて能力・容姿の改変(デザイナーベビー)へ流用される懸念を指摘し、違法にゲノム編集され出生した子供の権利・プライバシー保護や長期的な医学的フォローアップに関する基本方針の検討を求める。答 ── 04:38 禁止行為のため発生は想定していないが、将来の臨床利用等の検討においてはプライバシー保護と世代を超えたフォローアップ体制の必要性が指摘されており、万一の事態には関係省庁と連携し権利保護も含め適切に対応すると回答。補足 ── 生まれ出てきた子供の人権や権利については、違法行為の追及とは明確に切り分けて保護されるよう配慮を求める。
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問 ── 07:49 疾患予防と身体機能等の向上(エンハンスメント)の境界線が曖昧になる可能性を挙げ、政府として治療とエンハンスメントを明確に区別できているのか、厚生労働大臣の認識を正す。答 ── 08:49 エンハンスメントの線引きは重要な問題であり、今後の臨床利用の是非に関する多角的な検討の中で、どこまでが該当するのかという指摘も十分に留意して議論を深めていくと答弁。
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問 ── 09:41 人工子宮などの体外環境で胚を発育させる新技術の実用化を見据え、技術が完成してから規制を考えるのではなく、発生を可能とする新たな技術に対する検討を今から始めるべきではないか追及。答 ── 11:02 人工子宮技術は現時点で科学的に未確立だが、将来実現の可能性が生じた際には有識者会議で科学的・倫理的評価や諸外国の法制を比較検討し、法案の適用対象拡大等を検討すると回答。
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問 ── 12:46 AIを用いたゲノム解析の急速な進展を見据え、どこまでを認めどこからを認めないかの基本原則を、人間性の尊厳と将来世代への責任を出発点としてあらかじめ国民的議論で定めていく姿勢を明示すべきではないか正す。答 ── 13:55 あらかじめ国民的議論を進めておくことは大変重要であり、専門家や患者団体・報道関係者を交えた多角的な議論を継続するとともに、諸外国の動向把握や国民の理解増進に向けた情報発信に取り組むと答弁。補足 ── ゲノム編集は人類が自らの進化の方向性に手を伸ばす技術であり、単なる規制にとどめず、日本が未来の生命とどう向き合うべきか国会と国民全体で深く議論すべきであると強調。