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【国会アーカイブ】「医療費の適正化、外国人と高額療養費制度」参議院議員 岩本麻奈 国会質疑 令和8年5月26日 参政党

📅 公開日: 2026-05-27 🏛 所属委員会: 厚生労働委員会
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登壇議員:岩本麻奈

参議院

💡 審議要約

岩本麻奈議員は、医療への過度な依存を抑え、日本本来の「養生」の文化を取り戻すことが国民皆保険制度の維持に不可欠であると主張しました。

OTC類似薬の自己負担見直しや高額療養費制度のあり方について、単なる負担増ではなく、臨床データを活用した適切な社会設計と客観的なデータ検証を行うよう政府に求めました。

さらに、外国人被保険者による高額療養費制度の利用実態や医療目的の不正な在留資格取得について、感情論を排した事実ベースの全容把握と関係省庁との厳格な連携対策を強く要請しました。

❓ 質疑応答 (Q&A項目)

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  • 問 ── 00:02:05 OTC類似薬の自己負担見直しについて、受診控えや不安を招かないための政府の周知方針を追及。
    答 ── 00:02:24 必要不可欠な受診であることを丁寧に周知するため、ポスターだけでなくSNS等も活用し配慮対象にも関係団体と連携して周知すると答弁。
    補足 ── 単なる周知に留まらず、重症度を見分けるレッドフラッグ教育やメディカルAIの活用など、国民が賢く受診できる制度設計を同時に進めるべきだと苦言を呈した。
  • 問 ── 00:04:44 子供、難病患者、アトピー患者などの配慮対象へのベッド負担免除について、思考前に分かりやすい具体的な運用基準を示すべきと要望。
    答 ── 00:05:45 有識者検討会や中医協での議論を経て、現場で判断に偏りが生じないよう国から一定の基準を明確に示すと答弁。
    補足 ── アトピーなどのアレルギー疾患は保湿剤等の継続使用で症状が落ち着いているケースも多いため、現場の判定基準に柔軟な配慮を求めた。
  • 問 ── 00:07:59 類似薬見直しによる他薬剤への処方シフトや健康状態悪化を防ぐため、ナショナルデータベース(NDB)を用いた継続検証と見直し仕組みの導入を提言。
    答 ── 00:08:37 施行前後の処方数比較等によりNDBを活用した状況把握を進め、データや患者の意見を踏まえて対象範囲を丁寧に検討していくと回答。
    補足 ── 前向きな姿勢を評価しつつも、医療DXの基盤として臨床情報とレセプト情報を繋いだ、さらなる効果検証環境の整備が必要だと重ねて指摘した。
  • 問 ── 00:13:00 必要不可欠な医療を削るのではなく、効果の乏しい医療や過剰な検査(ローバリューケア)を削減する仕組みの進捗と透明化について質問。
    答 ── 00:14:30 第4期医療費適正化計画にエビデンスの乏しい抗菌薬処方などを位置づけ、随時対象の追加・見直しやエビデンス収集を進めると答弁。
    補足 ── 患者へ負担を求める前に制度内の無駄を点検する順番が極めて重要であり、時代遅れのバリウム検査や無症状者への腫瘍マーカー検査も再評価すべきだと釘を刺した。
  • 問 ── 00:22:17 医療費の急増と制度の持続可能性を踏まえ、高額療養費制度において緊急性や費用対効果に応じた一定の優先順位を設ける考え方について大臣の見解を要求。
    答 ── 00:23:42 費用対効果を広く医療行為全般に適用することや、個々人の緊急性を判断して上限額とリンクさせるのは技術的に非常に難しいと回答。
    補足 ── 今後の医療DXやAIの進化を最大限に活用し、ケースバイケースの見える化を達成すべきだと今後の技術革新への期待を寄せた。
  • 問 ── 00:25:55 高額療養費制度の見直しに際し、患者が治療開始前に自己負担の見通しを把握できるよう、窓口システムによるシミュレーション等の支援を提案。
    答 ── 00:26:20 負担増減の実例イメージの公表をさらに分かりやすく改善し、シミュレーションツールの作成についてもご指摘を真摯に受け止め努力すると答弁。
    補足 ── 一部の民間サイト等では既に簡易試算が実現しているため、技術的なハードルは高くないはずであり前向きな導入を強く促した。
  • 問 ── 00:29:33 外国人被保険者が加入直後から高額療養費制度を利用できる実態について、利用件数や在留資格、保険料の納付状況を政府が把握しているかを追及。
    答 ── 00:30:07 加入直後の利用データは現在把握していないが、今後は実態把握を進める方針を示しつつ、マクロベースでは外国人全体の支給額割合は1.26%に留まると回答。
    補足 ── マクロの視点も重要だが、国民との信頼関係を守るためには加入直後の特異な利用パターンを徹底的に精査する必要があると指摘した。
  • 問 ── 00:31:53 留学や就労などの在留資格を偽って実質的な医療目的で来日し、日本の保険制度を利用する不正エージェント等の実態把握と他省庁との連携対策について質問。
    答 ── 00:32:33 制度の信頼に関わる問題とし、加入1年以内の高額申請事例等を市町村から地方出入国在留管理局へ通知する法務省との連携取り組みを実施中と説明。
    補足 ── 制度を正しく利用している外国人被保険者を守るためにも、不正な入り口を放置してはならないとし、欧州のような一時自己負担制度の検討も視野に入れるべきだと提言。
  • 問 ── 00:36:58 出産費用の見える化(出産ナビ)において、単なる価格情報だけでなく、夜間休日対応や緊急帝王切開の移行体制など「安全性に関する情報」を網羅すべきと主張。
    答 ── 00:37:02 すでにNICUの病床数や無痛分娩の麻酔管理者情報等を掲載しており、今後も当事者目線での意見を丁寧に伺いながらアップデートしていくと答弁。
    補足 ── 多大なコストをかけて構築したデータ基盤であるため、価格比較だけでなく政策的な二次利用にも耐えうるオープンデータ化を強く要望した。