【国会アーカイブ】「【郵便法の一部改正】国民の利便性は守られるのか?」衆議院議員 青木ひとみ 国会質疑 令和8年5月28日 参政党
登壇議員:青木ひとみ
衆議院
💡 審議要約
日本の大切な生活インフラである郵便事業がデジタル化やコスト高で3期連続赤字という厳しい経営状況に直面する中、参政党の青木ひとみ議員はなし崩し的な料金値上げによる国民負担の増加や現場の過酷な労働環境に強い懸念を示しました。
青木議員は、株主への利益還元を優先せざるを得ない現在の民営化構造には限界があると指摘し、地域の実情に応じた配達頻度の見直しなどあらゆる選択肢をオープンに議論すべきだと主張しました。
さらに、先人たちが150年かけて築いた全国2万4000の郵便局ネットワークを国民共通の共有財産として守り抜くため、国が責任を持って支える「再公営化」という根本的な選択肢を正面から検討するよう政府に強く迫りました。
青木議員は、株主への利益還元を優先せざるを得ない現在の民営化構造には限界があると指摘し、地域の実情に応じた配達頻度の見直しなどあらゆる選択肢をオープンに議論すべきだと主張しました。
さらに、先人たちが150年かけて築いた全国2万4000の郵便局ネットワークを国民共通の共有財産として守り抜くため、国が責任を持って支える「再公営化」という根本的な選択肢を正面から検討するよう政府に強く迫りました。
❓ 質疑応答 (Q&A項目)
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問 ── 00:00:06 デジタル化や人口減少などにより日本郵便の経営環境が厳しさを増している現状を踏まえ、現在の具体的な経営状況について説明を求める。答 ── 00:01:29 2025年度決算では連結ベースで営業黒字を確保したものの、郵便物流事業単体では118億円の損失となり3期連続の赤字を計上しており、今期も大幅な赤字が見込まれる非常に厳しい状況であると答弁。補足 ── 日本郵便の厳しい経営状況と構造改革の努力を理解しつつも、その対応として直ちに料金引き上げを進めることに対しては慎重であるべきだと釘を刺した。
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問 ── 00:03:48 今回の郵便法改正において定形郵便物の料金上限額を認可制に見直すにあたり、総務大臣による認可・不認可の具体的な判断基準や手続きの透明性について質す。答 ── 00:05:02 能率的な経営における適正な原価や利潤を基準とし、算定基準案のパブリックコメントや有識者会議での検討、審議会への諮問を通じて手続きの透明性を確保しつつ厳格に審査を行うと答弁。補足 ── 過去の急激な値上げで国民や中小企業に大きな負担がかかった事実を指摘し、なし崩し的な大幅値上げにならないよう厳格なプロセス管理を求めた。
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問 ── 00:07:06 国民の負担増を回避しつつ現場職員の過酷な人手不足・労働環境に向き合うため、諸外国の事例を参考に地域の実情や郵便需要に応じた配達頻度の見直しを検討する考えがあるか追及する。答 ── 00:09:20 将来にわたり郵便事業を安定的に維持するためには郵便サービスのあり方の普段の見直しが重要であり、日本郵政グループからの要望や関係者の意見、地域の実情を踏まえて必要な対応を行うと答弁。補足 ── 値上げという実質的な増税で国民に負担を強いる前に、配達頻度の見直しを含めたあらゆる現実的な選択肢をオープンにして議論すべきだと訴えた。
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問 ── 00:10:18 全国2万4000の郵便局ネットワークを単なる民間企業の資産ではなく国民共通の「公共財」と認識しているか、また株主の利益と国民の利益が衝突した際に一般国民の利益を誰がどう守るのかを問う。答 ── 00:12:10 郵便局は地域の重要な生活インフラかつユニバーサルサービス提供の拠点であり、法律に基づく設置義務の履行を適切に監督するとともに、交付金制度を確実に運用して水準を維持していくと答弁。補足 ── 社会インフラである以上は株主利益より国民利益が優先される仕組みが必要であり、民間企業の経営判断に公共性の担保を全て委ねる現在の構造に強い疑問を呈した。
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問 ── 00:13:20 外国法人株主も存在する中で公共性を維持する構造的限界を指摘し、この20年間の郵政民営化に対する政府の評価と、再公営化を選択肢に含めた幅広い議論を行う考えがあるかを総務大臣に直接ただす。答 ── 00:15:41 民営化以降もネットワークを維持し国民の利便性は向上していると評価し、政府として再公営化は考えていないが、厳しい環境下でも郵便事業が安定・持続的に運営されるよう今回の法改正を含め取り組むと答弁。補足 ── 50年後も離島の子供や山奥のお年寄りに手紙が届く温かい絆の文化を守るため、民営化の失敗や開きのあった理想を総括し、「再公営化」という選択肢を正面から議論のテーブルに載せるべきだと強く要望した。