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【国会アーカイブ】「巧妙化する特殊詐欺から国民をどう守るのか」参議院議員 中田優子 国会質疑 令和8年5月21日 参政党

📅 公開日: 2026-05-23 🏛 所属委員会: 総務委員会
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登壇議員:中田優子

参議院

💡 審議要約

巧妙化・急増する特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺から国民の財産を守るため、携帯電話不正利用防止法改正案に基づいた実効性のある対策について多角的な質疑が行われました。

中田優子議員は、携帯回線の契約上限設定における事業者間の情報共有の難しさや、SNS・マッチングアプリにおけるマイナンバーカードを活用した本人確認のセキュリティ体制について政府の姿勢をただしました。

さらに、行政が活用するLINE等のツールが犯罪に逆手にとられるリスクを指摘し、国地方共通相談チャットボット「ガボット」のアプリ化や相談窓口の周知徹底など、国民目線に立った利便性と信頼性の両立を強く求めました。

❓ 質疑応答 (Q&A項目)

※タイムスタンプをクリックすると該当箇所の動画が開きます
  • 問 ── 00:01:01 携帯電話の契約回線数に上限を設けることで、不正利用防止の効果をどの程度見込んでいるのか、国民生活への影響を踏まえた見解を質問。
    答 ── 00:01:32 通常個人では想定されない多回線契約は詐欺に悪用される恐れが高く、統一的な基準を示すことで事業者の対策を底上げし、不正利用防止に一定の効果があると答弁。
    補足 ── 国民生活の多様なニーズとのバランスを考慮し、適切かつ柔軟な上限設定を行うよう釘を刺した。
  • 問 ── 00:03:40 1社が原則5台の上限であっても複数社と契約すれば多回線保有が可能となる懸念に対し、実効性のある個人契約数の目安や判断基準を再質問。
    答 ── 00:04:26 不十分な事業者の底上げを図るための改正であり、電気通信事業者協会の自主基準である「原則5回線」を1つの目安とし、今後関係者の意見を丁寧に聞いて省令で定めると答弁。
    補足 ── 例外規定の設置などニーズに応じた判断の難しさを指摘し、実態に即した慎重な制度設計を求めた。
  • 問 ── 00:06:39 投資詐欺やロマンス詐欺の初期接触ツールとして悪用されている各SNS事業者との実態把握や原因分析、連携体制の現状について質問。
    答 ── 00:07:05 プラットフォーム事業者に対してアカウント開設時の本人確認の厳格化や注意喚起を要請しており、ICTリテラシー向上に向けた共同啓発活動やシンポジウム開催に取り組んでいると答弁。
    補足 ── 詐欺犯罪を招きやすい仕様になっていないかの確認を含め、引き続き事業者との密な連携による抜本的対策を促した。
  • 問 ── 00:09:35 マッチングアプリを悪用したロマンス詐欺の深刻な被害に対し、警察庁として具体的にどのような対策に取り組んでいるのかを質問。
    答 ── 00:09:48 業界団体や個別アプリの運営事業者に対し、マイナンバーカードを用いた公的個人認証サービスによる本人確認の厳格化を要請し、一部で既に導入が進んでいると答弁。
    補足 ── 多角的な方面から対策を講じることの重要性を確認し、網の目をかいくぐる犯罪グループへの警戒を促した。
  • 問 ── 00:11:59 デジタル庁とマッチングアプリ協会の協定におけるマイナンバーカード活用の推進に関し、独身・所得証明等の属性情報取得による情報漏洩への国民の不安やセキュリティ対策の安全性を質問。
    答 ── 00:12:20 マイナポータルAPIの利用前に厳格な情報セキュリティ審査を実施しており、情報提供の際は本人が都度カードを用いて確認・同意する確実な仕組みになっていると答弁。
    補足 ── 政府主導でカード活用を推進する以上、流出時のリスクは甚大であり、データ保管を含めたより厳格な管理体制の構築を強く要望した。
  • 問 ── 00:15:28 行政が発信ツールとして利用するLINEを逆手に取った「偽警察詐欺」が急増している実態を踏まえ、総務省として事業者と連携した具体的な対策を質問。
    答 ── 00:15:37 事業者が通話開始時に警告を表示する自主的な取り組みを行っており、総務省としても法的解釈の提示や事例共有を通じて官民連携の環境整備を進めていると答弁。
    補足 ── 利用者が視覚的にすぐ危険を察知できる警告バナーの有効性を評価し、さらなる分かりやすい対策の継続を求めた。
  • 問 ── 00:18:21 国民が行政情報にたどり着くための「ガボット(国地方共通相談チャットボット)」について、ブラウザのみの運用から利便性向上のために技術的なアプリ化は可能かデジタル庁に質問。
    答 ── 00:18:47 現在はWebサービスとして提供しているが、窓口案内手段としてアプリ化して提供することが最適であるかどうかも含め、総務省と相談しつつ対応を検討していくと答弁。
    補足 ── せっかくの素晴らしい仕組みが途中で諦められては意味がないとし、技術的なアップデートを期待した。
  • 問 ── 00:19:29 最終的な拠り所となる相談窓口の認知度が低い問題を指摘し、ガボットの活用やアプリ化を含め、使いやすい形での電話センターの周知徹底について総務大臣の決意を質問。
    答 ── 00:19:53 電話センターの情報がガボットに未掲載である現状を踏まえ、今後はガボットとの連携に加え、SNSやリーフレットなど様々な媒体を通じて一層の周知を図っていくと答弁。
    補足 ── 国民を巧妙な詐欺から守り抜くため、省庁横断的かつ一体的な取り組みを推進するよう総括した。