【国会アーカイブ】「皇室典範改正法案:男系継承を守ることは日本を守ること」参議院議員 松田学 国会質疑 令和8年7月15日 参政党
登壇議員:松田学
参議院
💡 審議要約
皇位の安定的な男系継承を守るべきという参政党の基本立場から、今般の皇室典範改正案の背景にある「皇族数の確保」という目的の本質について政府の認識を質しました。松田議員は、我が国の先人が2600年以上にわたり男系男子継承を維持してきた血の滲むような努力の重みを説き、旧宮家の男系男子の養子縁組に関する具体的手続きや体制整備、および皇室への誹謗中傷対策について厳しく追及しました。木原官房長官は、これまでの歴史の重みを受け止めつつ、今回の改正案は立法府の総意を忠実に具現化したものであり、将来の見直しにおいても慎重なプロセスと立法府の意思の尊重を最優先に臨む姿勢を明確にしました。
❓ 質疑応答 (Q&A項目)
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問 ── 00:39 かつての有識者会議報告書では「男系継承の維持」が明確に打ち出されていたが、今般の皇室典範改正案の提案理由では「皇族数の確保」へと議論が置き換わっているように見受けられる理由と、これが緊急避難的な措置なのか、将来にわたる安定的な皇位継承のための法策なのか、政府の明確な認識を正す。答 ── 01:53 令和3年の有識者会議報告書を尊重し、皇位継承問題とは切り離した上で「皇族数の確保」を図ることを課題とし、衆参正副議長による立法府の議論の取りまとめに基づき、忠実に法案を作成した旨を答弁。補足 ── 参政党としては皇位の安定的な継承の維持こそが極めて重要であり、単なる数合わせに終わらせてはならないと釘を刺した。
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問 ── 03:04 2686年にわたり男系を維持し、女性天皇も全て男系であり結婚もされず皇統を守ってきた先人の血の滲むような努力の歴史について、政府はどのような認識で受け止めているか追及。答 ── 04:39 皇室典範第1条に「皇位は高統に属する男系の男子がこれを継承する」と規定されている通り、例外なく男系継承が維持されてきた歴史の重みを厳粛に受け止めている旨を答弁。
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問 ── 05:07 改正後の皇室典範に基づき、旧宮家の男系男子が皇族の養子となって誕生した男子には現行の第1条・第2条により皇位継承資格が認められるという法的観点からの説明と、今回の法案に政府側の裁量の余地がなかったのかどうかを改めて質す。答 ── 07:37 養子縁組により生まれるお子様は生まれながらの皇族となるため、男子であれば現行の皇室典範第1条および第2条に基づき皇位継承資格を有することとなる。また、本法案は衆参正副議長による立法府の総意に忠実に沿って作成されたものである旨を答弁。
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問 ── 08:44 女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する理由について「公務を担うため」と説明されているが、元皇族でも伊勢神宮の神宮祭主に就くなどの支援は可能であり、わざわざ皇族の身分を保持し続けるために想定されている「公務」の定義と法的根拠を正す。答 ── 09:24 法律上の明確な定義はないが、皇族の身分を離れた場合は国事行為の臨時代行や皇室会議の議員といった法制度上の役割を担うことができなくなるため、内手の確保としてご本人の意思を前提に引き続き皇族として公的活動を担っていただく想定である旨を答弁。
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問 ── 10:35 女性皇族の配偶者や子が皇族にならないとする今回の措置は、女系天皇を誕生させないために極めて適切であるが、家庭内に皇族と民間人が混在することによる「家族の一体性」の喪失という懸念に対し、国民への整合性ある説明を求める。答 ── 11:36 国際結婚における権利義務の違い等と同様に家族の一体性は損なわれず、配偶者に皇族身分がなくても夫婦の協力義務や共同親権の行使は法的に可能であり、イギリス王室のアン王女の事例等を見ても無理なく制度として成立する旨を答弁。
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問 ── 13:31 実際に旧宮家の男系男子を皇族の養子として迎えるプロセスにおいて、当事者の自由な意思のみに任せるのではなく、宮内庁をはじめ国がどのような体制で縁組の手続きや全般的な支援を責任を持って行うのかを質す。答 ── 14:48 双方の自由な意思に基づく合意が前提であり、成立までの国による決められたプロセスがあるわけではないが、皇族の縁組としての具体的な手続きに関しては過去の例を参考に今後宮内庁において慎重に検討される旨を答弁。
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問 ── 15:28 戦後に旧11宮家が皇籍離脱した背景にはGHQの圧力だけでなく天皇との血縁の遠さもあったとの指摘もある中、今般あえてその子孫の男系男子を養子に迎えることについて、国民の理解を納得させるだけの明確な根拠を求める。答 ── 16:28 仮に昭和22年の皇籍離脱がなければ現在も皇位継承資格を有していたはずの方々であり、この対象者を養子制度の対象とすることは立法府の総意の取りまとめに明記されている。その重みに従って忠実に法案化したものであり、今後も丁寧に説明を尽くす旨を答弁。
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問 ── 17:39 インターネットやSNS上で皇室に対する誹謗中傷やデマが蔓延しており、これが旧宮家からの男系男子の的確者が名乗りを上げる大きな妨げになるという懸念に対し、政府の認識と講じるべき対策をただす。答 ── 18:16 事実と異なる誤った情報を前提とした誹謗中傷が生じている現状は大変遺憾である。宮内庁でのSNS等を通じた積極的な情報発信に加え、あまりに事実と異なる偽情報の拡散があれば、必要に応じて正確な事実関係の指摘やSNS事業者・関係省庁と連携した厳正な対応を行う旨を答弁。
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問 ── 19:48 「将来の皇位継承のあり方についての立法府の検討を縛るものではない」という政府答弁に関し、将来安易に男系維持の制度を変更してよいという意味ではないことを確認し、今後もし再度の見直しを行う局面があっても、今回同様に1から丁寧な合意形成と慎重なプロセスを経るべきとの姿勢を問う。答 ── 20:57 今回の法案は10回に及ぶ全体会議を経て立法府の意思を尊重し、極めて慎重なプロセスで作成された。今後の見直しにおいても、今回と同様に全党派による丁寧な議論と立法府の意思を最大限尊重して対応していく決意を答弁。補足 ── 参政党としても、皇位の安定的かつ伝統的な継承についての国民の正しい理解を深めるため、今後も独自の啓発と真摯な合意形成に全力を尽くす決意を表明した。